機能性ディスペプシアの原因と症状（みぞおちの痛み・満腹感） | 千代田区の苦痛の少ない内視鏡クリニック3選

このような症状にお困りではありませんか？
機能性ディスペプシアとは
機能性ディスペプシアの症状
機能性ディスペプシアの原因
機能性ディスペプシアの治療方法
苦痛なく内視鏡検査を受けるためのポイント17

このような症状にお困りではありませんか？

胸焼け
胃のもたれ
胃の痛み
みぞおち付近の焼けるような痛み
げっぷ

上記の項目に該当される方は、機能性ディスペプシアかもしれません。

機能性ディスペプシアとは

機能性ディスペプシアは、胃のもたれやみぞおち付近の痛み、満腹感、灼熱感等の症状が現れます。自覚症状があっても、腹部エコー検査や胃カメラ検査等からは胃の異常は見つかりません。胃粘膜に特に問題がない場合でも、胃の働きに問題があることもあります。これまでは、機能性ディスペプシアの症状は、慢性胃炎として診断されてきました。実際には、病院を受診される方の4〜5割は、機能性ディスペプシアであるといわれています。治療は、薬物療法と生活習慣の改善を行います。機能性ディスペプシアは、日常生活に支障が出ることもあります。そのため、気になる症状がありましたら、消化器内科を受診しましょう。

機能性ディスペプシアの症状

胸焼けや胃の痛み、胃のもたれ、みぞおちの灼熱感、満腹感、げっぷ等が現れます。
中には、胃がここにある感じがすると表現される方もいらっしゃいます。
症状は、常に同じ状態ではないことが特徴です。機能性ディスペプシアは、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すと報告されています。
また、ストレス下において症状が出現しやすかったり、季節の影響で痛みを生じることもあります。

機能性ディスペプシアの原因

複数の原因が重なり合って発症するといわれています。

胃腸の動きの問題：十二指腸や胃の動きのリズムが崩れている際に痛みを生じます。
胃腸の知覚過敏：一般的に胃が動くだけでは、痛みを生じることはありません。胃の動きに対して敏感な方は、胃が少し動くだけで痛みを生じることはあるといわれています。
胃酸分泌が多い：胃酸は消化する上で必要なものです。しかし、胃酸分泌が多いと胃粘膜を刺激するため、症状を起こしやすくなります。
ストレス：ストレスがかかることにより、胃腸が敏感に反応しやすくなります。
ピロリ菌：ピロリ菌の除菌治療を受けることにより、症状の改善を期待できます。
感染性胃腸炎：感染性胃腸炎に罹った後に、何らかの原因で発症することがあります。
生活習慣：喫煙や飲酒、不眠等が発症に影響します。

機能性ディスペプシアの治療方法

機能性ディスペプシアは、命に関わらない病気であると認識しましょう。消化器内科を受診し、検査を受けて病気に関する説明を聞くと、自然に良くなることもあります。ただし、自覚症状があり、辛いことには変わりはありません。このような場合には、腹部の動きを整える薬剤や胃酸を抑制する薬剤等を用います。改善しない場合には、個人に合った薬剤を探していきます。気になることがありましたら、消化器内科を受診し、医師に相談しましょう。