アニサキスの原因と治療（激しい腹痛） | 千代田区の苦痛の少ない内視鏡クリニック3選

アニサキスとは
アニサキスの症状
アニサキスの原因
アニサキスの診断方法
アニサキスの治療方法
アニサキスの予防方法
アニサキスの疑いがあれば、消化器内科へ
苦痛なく内視鏡検査を受けるためのポイント17

アニサキスとは

アニサキスとは、海洋生物の寄生虫です。アニサキスが寄生している魚介類を生の状態やしっかりと熱が加わっていない状態で食べると、胃に侵入します。 1週間ほどで死滅しますが、アニサキスが胃に生息している期間は、強い痛みを生じます。しかし、内視鏡を用いてアニサキスを取り出すと、徐々に痛みは治ります。この痛みは、アニサキスに対するアレルギー反応であると報告されています。まれに、アニサキスが胃への侵入により、腸閉塞や好酸球性肉芽腫等を引き起こすこともあります。深刻な状態になる前に、消化器内科を受診しましょう。

アニサキスの症状

アニサキスが寄生している魚介類を食べた後に、数時間から半日ほどで症状が出現します。
吐き気や嘔吐、強い痛み等を生じます。痛みの度合いは変化するといわれています。
また、アニサキスが胃への侵入により、腸閉塞等を起こした場合には、早急に手術が必要になります。
放置しておくと命に関わるため、速やかに処置を受けましょう。

アニサキスの原因

アニサキスは、透明な糸のような見た目をしています。
また、目で見て確認できる大きさです。寄生している魚は、サケやサンマ、サバ、アジ、イカ、イワシ等があります。
これらを食べる際には、－20℃で24時間以上冷凍する、もしくは魚の奥深くまで熱を加えましょう。
なお、刺身を食べたことで感染するケースもあります。アニサキスを完全に予防するためには、冷凍や加熱が大切です。

アニサキスの診断方法

アニサキスの診断には、胃カメラ検査を用います。なお、小腸に入り込んだ疑いがある際には、レントゲン検査等を行います。

アニサキスの治療方法

アニサキスの存在を確認するために、胃カメラ検査を用います。
そして、内視鏡スコープの先からアニサキスを取り出します。また、肉芽腫ができた際にも治療を受けることにより、完治を期待できます。
ただし、胃に食べ物が残っていると、完全にアニサキスを除去することは難しいです。そのため、食事を摂らずに消化器内科を受診しましょう。

アニサキスの予防方法

アニサキスは、目で見て確認できる大きさです。そのため、よく観察し、魚介類の処理を行いましょう。
アニサキスは、魚の筋肉内にも侵入するため、完全に予防することは難しいです。
魚の奥深くまで、加熱をするように心がけましょう。
また、刺身は-20℃以下で24時間冷凍してから食べましょう。
なお、アニサキスのアレルギーをお持ちの方は、加熱や冷凍の有無に関わらず、アレルギー反応を起こします。
アニサキスが生息しているといわれる魚介類を食べないように気をつけましょう。

アニサキスの疑いがあれば、消化器内科へ

アニサキス感染後は、1週間ほど激しい痛みが持続されます。また、まれに穿孔等の深刻な状態を引き起こすこともあります。
他の疾患との鑑別のためにも、アニサキスの疑いがありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。
なお、胃に食べ物が残っていると、完全にアニサキスを取り除くことは難しいです。そのため、食事を摂らずに消化器内科を受診しましょう。

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