膨満感（お腹が張っている）の原因と疾患 | 千代田区の苦痛の少ない内視鏡クリニック3選

膨満感で悩まれている方へ
膨満感を伴う疾患
膨満感が続いていたら消化器内科を受診しましょう
苦痛なく内視鏡検査を受けるためのポイント17

膨満感で悩まれている方へ

お腹が張っているような状態です。これは、空気を飲み込む量が多くなることで起こるといわれています。何らかの疾患を発症していたり、便秘による影響が考えられます。息苦しさやお腹の痛み、尿量が減る、むくみ等を伴うこともあります。突然、お腹が張るような感じがしたり、お腹の張りが気になる場合は、速やかに消化器内科を受診しましょう。

膨満感を伴う疾患

何らかの疾患による影響で、お腹の張りを起こしている場合もあります。

便秘

腸に便がたまっている状態です。便秘は、何らかの疾患を発症しているサインかもしれません。
症状は、お腹の痛みやお腹が張るような感じがあります。慢性的に便秘を起こしていると、大腸疾患等を進行させる可能性があります。
便秘を起こしていましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

便秘について

腸閉塞

蠕動運動の低下や腸管の癒着等により、食べた物が先に送れなくなっている状態です。症状は、嘔吐やお腹が張るような感じ、お腹の痛み等です。
症状によっては、早急に治療を受けていただく必要があります。気になる症状がありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

過敏性腸症候群

お腹の痛みやお腹の張るような感じ、下痢、便秘等の症状が長引いてしまう状態です。
原因は、知覚過敏や腸の機能低下、ストレス等です。過敏性腸症候群は、治療を受けることにより、症状の改善を期待できます。
気になることがありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

過敏性腸症候群について

呑気症

胃等に空気がたまっている状態です。げっぷやガスの増加、お腹の張るような感じがあります。

逆流性食道炎

胃の中にある内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症を起こしている状態です。高齢者に発症しやすいといわれています。
しかし、欧米の食文化の影響により、若年者の発症が増加している傾向があります。
症状は、酸っぱいげっぷが出たり、お腹の張るような感じ、胸焼け等です。
また、逆流性食道炎は、再発しやすいと報告されています。慢性的に食道で炎症を起こしていると、食道がんを発症しやすいです。
気になる症状がありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

逆流性食道炎について

急性胃腸炎

感染症や薬剤等の影響により、胃腸の粘膜が炎症を起こしている状態です。症状は、吐き気やお腹の痛み、お腹が張るような感じ、熱が出る、食欲減退等です。

機能性ディスペプシア

検査を行っても、異常は見つかりません。しかし、胃もたれやお腹が張るような感じ、みぞおちの痛み等の症状が現れます。
機能性ディスペプシアは、知覚過敏や消化管の機能低下等が原因といわれています。
治療を受けられると、症状の改善を期待できます。気になることがありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

機能性ディスペプシアについて