胸やけの原因 | 千代田区の苦痛の少ない内視鏡クリニック3選

胸焼けとは
胸焼けの原因
胸焼けを伴う消化器疾患
検査方法、診断方法
普段からよくある胸焼け？
消化器専門外来を受診しましょう
苦痛なく内視鏡検査を受けるためのポイント17

胸焼けとは

胸焼けとは、胃酸が食道辺りに上がってくる状態です。焼けるような感じや酸っぱいものが上がってくる、げっぷが出る、不快感等を起こします。

受診するタイミング

胸焼けに伴う痛みが胸全体に拡がっている
胃もたれやげっぷを伴う胸焼けを生じている
食べた後に、胸焼けを生じている
胸焼けにより、夜間に起きてしまう

消化器内科を受診しましょう

胸焼けの原因

胸焼けは、消化器疾患を発症している可能性があります。逆流性食道炎による胸焼けがよくみられます。
下部食道括約筋は、胃の中の内容物が食道に逆流しないようにする役割を担っています。しかし、下部食道括約筋の働きが低下すると、逆流します。
原因は、生活習慣や加齢に伴う筋力低下、食道裂孔ヘルニア等です。下部食道括約筋の機能低下以外にも、胃に圧力がかかったり、胃酸分泌が多くなると、逆流しやすいと報告されています。

栄養バランスの偏った食事

脂質過多の食事や刺激物の摂取等は避けましょう。これは、胃酸分泌を促すため、逆流しやすくなります。

タバコ

体内にニコチンが入ってしまうと、食道の働きが低下します。また、胃酸分泌を促すため、逆流しやすくなります。

食べた後すぐに横になる、夜食習慣がある

食べた後は、胃酸分泌が促進されます。そのため、すぐに横になると、逆流しやすくなります。
また、夜食習慣も逆流しやすくなる原因のひとつです。規則正しい生活習慣を身につけましょう。

お腹周りを締め付ける

ベルト等でお腹周りを締め付けていると、腹圧上昇します。逆流を起こしやすくなります。

肥満や前かがみの体勢

胃の圧迫は、食道裂孔ヘルニアを発症しやすいです。食道裂孔ヘルニアは、下部食道括約筋が開いている状態です。
そのため、胸焼けを起こしやすいです。

胸焼けを伴う消化器疾患

逆流性食道炎
胃酸過多により起こる胃潰瘍、十二指腸潰瘍
胃がん
食道裂孔ヘルニア
食道がん

検査方法、診断方法

胃カメラ検査

口あるいは鼻から内視鏡を入れて、直接観察します。
炎症や潰瘍、食道裂孔ヘルニア、がん等があるかを確認できます。さらに詳しく調べる必要があれば、生検を検討していきます。

薬物療法および経過観察

1〜2週間、酸の分泌を抑制させる薬剤を服用しましょう。胃カメラ検査を用いて、症状の改善や病変の改善、治ったかどうかを判断していきます。

普段からよくある胸焼け？

狭心症や食道がん等による胸焼けは、夜間に起きてしまうほど強いものといわれています。
また、胃酸の逆流を放置しておくと、バレット食道を発症しやすいです。これは、進行すると食道がんになりやすいです。
症状は、胸辺りの痛みや違和感、みぞおち辺りの痛み等です。胸焼けは、深刻な疾患が潜んでいるサインかもしれません。
胸焼けの症状がありましたら、速やかに消化器内科を受診しましょう。

消化器専門外来を受診しましょう

食べ過ぎた直後等に生じる胸焼けについては、特に注意しておく必要はありません。みぞおち辺りの痛みや慢性的に胸焼けを生じている場合は、注意しておきましょう。深刻な疾患を発症している可能性があります。診断は、胃カメラ検査を用いて行います。気になる症状がありましたら、放置せずに、消化器内科を受診しましょう。

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